職場への出勤途中に小学校があるのですが、そこに通う児童が、ロッソ熊本のランドリーバッグを背負って登校していました。
こんな身近に、熊本を応援する人が生活している。
そんな喜びを、改めて感じることができました。
それでは昨日の続き。
本日は後編の佐川大阪戦について。
ロッソ熊本がJFLに昇格して、初のホームでの試合。
その対戦相手が佐川急便大阪でした。
前節の開幕戦・YKK戦に1−3と敗れはしたものの、ホーム開幕戦できっと勝利を掴んでくれるものと信じて、その日はKKWINGに向かいました。
試合は、熊谷のミドルシュートで先制。
ゴールが決まった瞬間、周囲の人とハイタッチをし、湧き上がるスタジアムの歓声を聞いて、
「ああ、またこの熱狂が帰ってきたな!」
前年の地域決勝リーグ終了からシーズンオフの間に溜まっていた空虚感を、一気に晴らすことができました。
試合全体として相手に押されがちではありましたが、熊谷の得点を守りきっての完封勝利!
もし負けて開幕2連敗になったとしたら、「JFLでは熊本は通用しないのでは?」という恐怖感に怯えることになったことでしょう。
しかし、この勝利によって、
「熊本はJFLでも勝っていける!」
このように感じることができた試合でした。
そして。
時は流れ、
運命の12月3日。JFL最終節。
舞台は大阪。鶴見緑地球技場。
私は、その場所に立っていました。
リーグ終盤に波に乗れなかった熊本。
当時のJリーグ加盟条件であった「原則2位以内」の「2位」の可能性はゼロとなっていました。
しかし、最終節にして、その試合はアウェー最多の動員でスタンドが埋まっていました。
「2位」の可能性がゼロとなったにも関わらず、ここで勝利しなければ、本当にJ加盟の可能性が「ゼロ」になってしまう。
もちろん、純粋に、本当に熊本が勝利することを願って大阪の地に駆けつけた人もいたことでしょう。
そして、
駆けつけたみんなの背中に「想い」を託した、
何千・何万の人の「願い」も共に。
その「想い」と「願い」が重なり合って迎えたキックオフの笛。
勝利の雄たけびをあげることを信じて応援した、
その90分後の光景は・・・。
倒れたまま起き上がれない選手。
スタンドで泣き崩れ、静まり返ったサポーター。
佐川急便大阪1−0ロッソ熊本
J加盟への望みに、終止符を打たれた瞬間でした。
疲れきった選手を鼓舞するためにチャントを唄うも、悔しさと悲しさを拭うことはできませんでした・・・。
同時に、「佐川急便大阪SC」としての歴史に幕を閉じる試合後の相手選手の涙ながらのスピーチも、胸に迫るものがありました。
試合中の気迫は、熊本の選手を凌駕していたことでしょう。
そして。
2007年6月3日。
この悔しさを胸に、佐川東京と佐川大阪が合併した、佐川急便SCを水前寺で迎え撃ちます。
もう、あの悔しさを味わうわけにはいきません。
熊本は、昨年の悔しさを絶対に乗り越えて見せる。
熊本には、その力があると信じています。
熊本のみんなで、戦いましょう。
今日はここまで。
2007年05月31日
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