再放送があるので、そちらで見たいと思います。
'16J2第16節
VS ファジアーノ岡山
@シティライトスタジアム
前半に失点するも、
後半、
リーグ戦復帰後、待望の初ゴール獲得!
この得点には、試合を見ていた人全員が盛り上がったことと思います。
ただ、その後PK献上後に失点・・・。
選手のコンディション自体は、もうずいぶん戻ってきているように感じます。
あとは連携部分でしょうね・・・。
それと・・・。
選手は「熊本のために勝たなくては」という気持ちが過剰になりすぎてしまっていないか、ということも同時に感じています。
私としては、Jリーグに復帰して戦っていること自体が「熊本のために」戦ってくれていると認識しています。
もちろん、その結果勝利をもぎとることが出来ればそれに勝る幸福は無いと思うのですが、「勝たなくては熊本のためにならない」ということは間違っているようにも思えます。
それが重荷になっているような気がしてですね。
自分を奮い立たせる気持ちは、もちろん大事。
ですが、その気持ちの強さが「チーム」としての機能をつなぎとめる要素になっているのかどうか。
「心は熱く、頭は冷静に」という言葉はよく聞かれます。
ですが、今の熊本の試合を見ていると、「心も頭も熱く」なりすぎているように見えます。
そんなに必死になりすぎる必要は無いんですよ。
改めて言いますが、私にとっては、Jリーグに復帰して戦っている姿だけでも「熊本のために」という気持ちを感じます。
これだけの被害を受けて、それでもリーグ戦に復帰しているんです。
それだけでも、物凄いエネルギーなんですよ。
今の熊本のプレーを見ていると、悲壮感に包まれているような試合に見えます。
どうか、サッカーに携わっている間だけは、「サッカーが好きだ」という気持ちをもってもらえればと思います。
今節はついに待望のゴールが生まれたわけです。
希望は見えてきている。月並みな言い方になりますが、あとは気持ちの持ちようだと感じています。
さあ次節は、ついに九州に帰還しての試合です!
ベストアメニティスタジアムを提供していただける鳥栖関係者の皆様、本当にありがとうございます。
「重荷」から解き放たれたサッカーを見ることが出来るように、そしてその先に勝利をつかみ取ることが出来るように、祈っています。
雨の中、現地まで向かって声をからした皆さんも、お疲れさまでした。
試合後に選手たちが横断幕をもってピッチを一周する際、拍手で迎えていただいた岡山の皆様も、本当にありがとうございました。
試合結果
ファジアーノ岡山2−1ロアッソ熊本