それでは昨日の続きを。
実は今日の熊日朝刊にこの講演会の記事が載っていまして、後日、さらに詳しい記事が掲載されるとの事でした。
おそらくこのブログで書くこととは比較できないほど詳細な話が掲載されることが予想されます。
というわけで、このブログで途切れ途切れのメモを見ながらの内容掲載はどうしたものかとは思いますが・・・。
まあ、せっかく聞いてきたので、メモした分だけでも書こうかと思います。
まず、アカデミーのことを話す前提ですが、
・福島の場合とは異なり、アカデミー単独でチームを作るわけではない
・週末はそれぞれのクラブに子ども達を帰していく
・週末はクラブに還元していくことで、クラブへのメリットが出てくる
ということで、「平日泊り込みのサッカー塾」というようなイメージをしてもらうと考えやすいのではないでしょうか。
もちろん、前日も書きましたが、大事なのは「サッカーそのもの」ではなく、「サッカーを通した人間教育」ということです。
では、以下にパネリストそれぞれの発言をまとめてみます。
・Jリーグがある県にはどのような意味があるか。若い人材がそこに留まってくれるということ。
・アカデミーが創設されることで、熊本が注目される。
・(アカデミーがある)地元の中学に通うことで、アカデミーに通う以外の子ども達への良い影響も期待できる。
・アカデミーでどのような活動が行われるのか?指導者の能力向上は?ほかの子ども達への接触は?アカデミーがどのようなシンボルとなり得るのか?
・クラブのトップの選手でも自分で判断できない選手が多々いる。トップの段階でこれを替えるのは難しい。個の能力は育成期に培ったのが全てだと感じている。
・JFAアカデミーのメリットとして、ロアッソと協力していけることを考えている。週末に帰って、ロアッソジュニアユースで練習する、ということなど。
・福島では言語教育を学校で取り組もうとしている。その結果、学校でのその場の雰囲気の活性化に繋がる。
・子どもたちが宇城市の学校に通うことで、地元への愛情がアップする。以前、地元出身の巻選手がW杯に出場したとき、どれだけ活気が出たか思い出してほしい。
・観音山にグラウンドを作り、施設をいきなり作るのは難しいが、今あるものから少しずつ整えていきたい。身の丈にあったことから始めていきたい。
・ロアッソもジュニアユースを育てていきたいし、いいライバル関係になりたい。どういった形で協力していくかは、その先の話になってくる。いろんな問題があるかとは思うが、協力していきたい。
・例えば、部活動からアカデミーに参加するというような子が出てくるとする。部活動と、どう折り合いをつけていくか。地元で顔をあわせ、地元で暮らしながら成長していく環境を認知してもらいたい。
・なぜ巻が人気があるのか?ここで暮らし、成長していったから。
・福島では、学校の教室で「世界を目指す子ども」が隣に座ることにより、ほかの子ども達も感化され、目が輝き出した。
・部活に関しては、スタッフが学校の授業も見たり部活も見たりする。中学で上手い子をアカデミーで指導させてもいい。
・指導者もアカデミーで学んで、そこを発信基地にして九州に広めていってほしい。
・「子どもの取り合い」をするつもりはない。選手にとってどういう選択をしてもらうか。本人・家族がどうしたいのかを優先させる。「プレーヤーズ・ファースト」。決めるのは自分たち。クラブが子どもを束縛するのならば、そのクラブ自体が問題である。
・コミュニケーションをしっかりしていかないといけない。ロアッソとしては、「こちらから取る」ということはせず、「入りたい子を入れる」というオープンな姿勢でいたい。
・クラブに子どもを入団させる際、クラブ側が「いい指導をしている」と自信をもって言えるようにしてほしい。
以上、こんな感じです。
私にとっても懸念材料であったのが、「アカデミー卒業生」の子どもを、各クラブ・高校が取り合いをする事態になること。
これに関しては、ハッキリと「プレイヤーズ・ファースト」という言葉が出されたことに安堵感を覚えました。
そのほかにも、様々な問題が噴出してくることでしょう。
アカデミー自体がチームを作らないため、アカデミー生の所属はあくまでも元のクラブになるわけです。週末だけ元のクラブに帰るとして、そこでのチームメイトとのコミュニケーションの確保はできるのか?といったことなど。
または、アカデミー生がクラブ内で特別扱いされることなど。
いろいろと問題は出てくるかもしれませんが、その都度柔軟な対応をしていってほしいですね。
まあしかし、私たちの地元で子どもたちを見守り、育てていくということに変わりは無いので、そこだけはブレないようにしていきたいと思います。
なお、熊本県サッカー協会会長の井氏が掲げた県協会の目標が2つあるそうです。
・アカデミーの設立
・ロアッソ熊本の応援
ちなみに、井会長は開幕戦である愛媛戦のご自身の現地参戦を表明してくださいました。
今日はここまで。
2008年02月18日
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うんうん昨日も含めてほんとタメなった。
ココ最近、競争と言う環境を極度に嫌う小学校時代から一気に競争社会へ。
そのギャップは大変だろうなって思う。
そして限界線を引いちゃうよね。
サッカーがきちんと出来る環境は大事かもしれないけどココロだよねやっぱ。
私自身とても有意義な時間を過ごすことができました。
平等教育から競争教育への転換に関しては、実際に教わっている子どもたちが大変でしょうね。
そこらへんも指導者である大人がケアしていかなくてはならない部分であるはずです。
なぜ競争が嫌がられたのか、そしてなぜ今、競争が求められているのか。
子どもたちを取り巻く私たち大人も、そこを正確に認識しておかないといけないようです。
ココロがすくすくと育っていく子どもたちを、私たちも見守っていきましょう!